機械が動かない？困った時の対処方法を紹介！

「機械が故障してしまい直らないので処分に困っている」
こうした状況に陥っている方におすすめなのが、機械を売却するという方法です。
動かない機械であっても売却できる場合は存在します。
そこで今回は、機械が動かずに困っている方に向けて対処方法を紹介します。

□故障時のチェックポイントを紹介

故障したから即座に売りに出すという考え方はあまりおすすめできません。
まずは故障の原因を探ることが大切です。
ここでは原因を探るためのチェックポイントを紹介します。

・機械系か電気系か
機械が故障している場合は、ほとんどが「機械系」か「電気系」の2種類に分けられます。
部品が折れていたり、割れていたりといった部品そのものの問題は機械系に分類されます。
また、ホコリが溜まっていることによる不具合やセンサー不良なども機械系の範疇です。

スイッチやブレーカー、断線、漏電、センサー、ヒューズ、温度調節器、サーマルリレー、温度計、ヒーター、電磁接触器などの問題は電気系に分類されます。
どれか1つが故障した時点で全てが機能しなくなるというパターンが非常に多いです。

・原因を切り分ける
どこまでが正常に稼働し、どこがおかしいのかを切り分けながら原因を見つけることが大切です。
テスターで電圧や電流などを図ってみたり、設備の一部分だけを稼働させてみたり、部品を取り外してみたりとさまざまな方法が考えられますよね。
事細かに試してみることで原因が見つかりますよ。

・いったん部品を交換する
隅々まで調べてみたけど、いまいち原因がわからないということもあるかもしれませんね。
そういった場合は、とりあえず部品を取り替えてみても良いでしょう。
とりあえず部品を交換しようというくらいの気持ちでないと、何もできないまま1日が終わる可能性があるためです。

□故障時の対処方法を紹介

ここまでは故障時のチェックポイントを紹介しました。
ここからは故障時の対処方法を流れに沿って紹介したいと思います。

・すぐに機械を停止する
異常を発見したらすぐさま機械を停止します。
ここではいかに素早く停止という判断ができるかが重要です。
停止することで怪我人が出ることを防いだり、不良品の発生を最小限にとどめられたりするかもしれません。

・メーカーと担当者に連絡
機械を止めたら、社内のメンテナンス担当者に連絡しましょう。
担当者が不在の場合はメーカーに連絡することをおすすめします。

・トラブルの原因究明
こちらはチェックポイントでも紹介しましたね。
トラブルが発生した時に対応していた従業員の話を聞くと原因がわかるかもしれません。

・対応する
原因がわかれば対応するのみです。
トラブルにあった適切な方法で対応しましょう。

・試運転
原因がわかってしっかり対応できたとしても安心してはいけません。
本格的に稼働する前に確実に試運転を行います。
試運転をせずに稼働し、正常に作動しなかった場合また振り出しに戻るためです。

試運転をして問題が見つかれば原因を探るところから繰り返すだけで済みます。
試運転をして正常に稼働できるとわかれば、あとはいつも通りの作業に戻るだけです。

ここまではトラブルが発生したタイミングでの対処方法を紹介しました。
しかし、実際トラブルは発生しないのが理想ですよね。
機械トラブルを発生させないためのポイントも紹介しておきます。

・定期点検
やはり機械を長く安全に使用するためには定期点検が欠かせません。
定期点検の段階で異変が見つかれば余裕を持って対処できます。
また、致命的なトラブルを回避できる可能性も高まります。

・早めの部品交換
部品は使えば使うほど消耗します。
ギリギリまで部品を使い切ってから交換するという考え方は理解できます。
しかし、老朽化が進むことでいきなり機械が停止してしまっては大変ですよね。

そのため、早め早めに部品を交換するようにルール化しておくと安心です。
それぞれの部品の交換目安は把握しておきたいですね。

・兆候を見逃さない
機械の不具合には予兆があることもあります。
こうした些細な予兆を見逃さないことも大切です。
予兆段階で対処できれば大きなトラブルの発生を回避できるでしょう。

□売るという方法もある

機械の寿命がきて修理もできないということもあり得ますよね。
そうした場合は処分に困ってしまうでしょう。
そんな方におすすめしたいのが機械の売却です。

使えないのに売れるのかと思う方もいらっしゃるでしょう。
本稿をご覧の皆さんが普段から使用している工作機械の中には、日本に限らず海外での需要が高いものも存在します。
どこに需要があるかはわからないかと思いますので、ぜひ一度相談していただければと思います。

買取査定から見積もり、契約、代金の支払い、買取搬出というのが一連の流れです。
査定と見積もりに関しては無料で対応しておりますので、お気軽にご利用くださいね。
また、工作機械そのものに値段がつかないという場合もご安心ください。
スクラップとしての引き取りであれば対応できることもあります。